家の中で「あれ、どこだっけ?」が増えると、それだけで気持ちがそわそわしますよね。やっと座れたのにスマホの充電器を探しに立ち上がったり、出かける直前に鍵が見つからなくて玄関で足踏みしたり。片付け自体が大変というより、“探す・迷う・戻せない”が積み重なることで、暮らし全体が回りにくく感じることが多いです。
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子どもとの時間がスムーズになる“家の動線づくり”
なぜ「家が落ち着かない状態」が起きやすいのか
家が落ち着かない原因は、モノの量そのものよりも「置き場所があいまい」「戻すまでの手順が多い」「よく通る場所に一時置きが増える」といった“動線のつまずき”にあることが多いです。たとえば、鍵の定位置が決まっていないと、帰宅→荷物を置く→手を洗う…の流れのどこかでポンと置かれてしまい、次の日に探し物が発生しやすくなります。
さらに忙しい時ほど「とりあえずここに置く」が増えがち。ここで大事なのは、完璧な収納を目指すことよりも、“戻しやすい定位置”を先に用意しておくことです。定位置が決まると、探し物が減り、動きがスムーズになって、気持ちの余裕も戻ってきやすくなります。
今日から整う小さな工夫

よく通る場所を“つまずかない”動線にする
玄関、キッチン、洗面所、リビングの入口など「毎日必ず通るところ」は、物が出ているだけで体感ストレスが上がりやすい場所です。ここは“しまう収納”より、“置いても散らかりにくい受け皿”を作るのが近道。例えば玄関なら「鍵・マスク・印鑑」など、外出に必要なものが一回でまとまるだけで、出発前のバタバタが減りやすいです。
家事や準備を“ワンアクション化”して迷いを減らす
戻す場所が「扉を開けて、引き出しを開けて、さらに箱を開けて…」だと、忙しい日ほど戻せません。おすすめは“ワンアクションで戻る仕組み”。たとえば「投げ込みOKのボックス」「掛けるだけのフック」「立てるだけのスタンド」など。見た目を整えるより、まず“戻せる形”を優先すると続きやすいです。
続けるコツは「完璧」より「復元のしやすさ」
家は暮らす場所なので、散らかる日があって当たり前。大事なのは、散らかった後に“元に戻る速さ”です。ラベルで細かく管理するより、最初は「カテゴリを大きく」「入れるだけ」「家族でもわかる」を意識すると、戻すハードルが下がります。
“定位置づくり”が進むアイテム7選
ここからは、家の中の「定位置を決めやすくする」アイテムを7つ紹介します。特定の商品名は挙げず、どれを選ぶと暮らしに合いやすいか、考え方と一緒にまとめます。
1)山崎実業「tower メタルトレー S」
玄関に置く小物は、まず“受け皿”があるだけで迷子が減りやすいです。山崎実業の「tower メタルトレー S」は、スチール製のほどよい重みと上質感があり、鍵・印鑑・腕時計などをまとめて置いても散らかって見えにくいタイプ。浅めのトレーなので中身が見やすく、「ここに置く」が作りやすいのも助かります。
2)山崎実業「tower マグネットキーフック2段」
“置く”より“掛ける”ほうが、戻す動作がシンプルになります。山崎実業「tower マグネットキーフック2段」は、玄関扉などマグネットが付く面に取り付けて、鍵をフックに掛けて管理できるタイプです。扉付きで鍵が隠せる仕様のものもあり、見た目をスッキリさせたい人にも向きやすいです。
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3)山崎実業「tower 片手でカット マグネットキッチンペーパーホルダー」
キッチンで“探しがち”なものは、使う場所のすぐそばに貼れるとラクです。「tower 片手でカット マグネットキッチンペーパーホルダー」は、冷蔵庫などにマグネットで設置でき、ストッパーで紙を押さえながらカットしやすい設計。カウンターに置かない分、作業スペースが空いて視界も整いやすくなります。
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4)山崎実業 Plate「伸縮&スライド カトラリートレー」
引き出しの中がごちゃつくと、取り出すたびに“探す時間”が増えがち。山崎実業 Plateの「伸縮&スライド カトラリートレー」は、引き出し幅に合わせて伸縮できるスライド式のトレーで、カトラリーやキッチン小物の“戻す場所”を作りやすいタイプです。仕切りでゾーン分けできるので、「ここに戻す」が目で分かり、片付けの復元がラクになりやすいのもポイント。まずはカトラリー引き出しなど、毎日触る場所から整えると効果を感じやすいです。
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5)ブラザー「P-TOUCH CUBE(PT-P300BT)」ラベルライター
定位置は“わかる人だけ”が把握していると崩れやすいので、ラベリングが意外と助けになります。楽天で販売されている「P-TOUCH CUBE(PT-P300BT)」は、スマホアプリからラベルを作って印刷できるコンパクトなラベルライター。引き出し・ボックス・ファイルなどに「電池」「薬」「ケーブル」みたいに大きめカテゴリで貼ると、家族も戻しやすくなります。
6)Anker「Anker 525 Charging Station」
充電まわりは“定位置がない”と一気に散らかりやすい場所。「Anker 525 Charging Station」は、AC差込口とUSBポートをまとめた充電ステーション型で、複数デバイスを同時にまとめやすいタイプです。充電する場所を1か所に固定すると、コードの出しっぱなしや「充電器どこ?」が減りやすくなります。
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7)アイリスオーヤマ「BOXコンテナ」
郵便物やプリント、外出小物など“すぐ片付けられないもの”は、まず散らばらない器があると安心です。アイリスオーヤマの「BOXコンテナ」は、積み重ねて使えるタイプがあり、片付けの途中でも“ここに入れる”が作りやすいのがポイント。中身が見える(本体やフタがクリア系の)タイプを選ぶと、探し物も減りやすいです。
失敗しにくいアイテム選びのコツ
「便利そう」で買っても、暮らしの動線に合わないと使わなくなりがちです。選ぶ時は“片付け力”より“戻しやすさ”を優先すると、相性が合いやすいです。
チェックしたいポイント
- 使う場所と動線に合うか
- サイズ感や収納との相性
- お手入れのしやすさ
- 家族構成との相性
- 置き場所がすぐ決まるか
意外と起こりがちな失敗例
よくあるのが「サイズが合わず、結局別の場所に追いやられる」「置き場所が決まっていないのに買ってしまい、棚の上で眠る」「仕切りを細かくしすぎて戻すのが面倒になる」などです。回避策はシンプルで、買う前に“置く場所(掛ける場所)を先に決める”こと。そして最初は1〜2か所だけ整えて、手応えがあったら少しずつ広げるのが失敗しにくいです。
生活スタイル別|取り入れ方のヒント
忙しくて時間がない人の場合
優先したいのは「片手で完結」「戻すまでが短い」こと。玄関トレー、フック、投げ込みボックスのように“置くだけ・掛けるだけ”から始めると、忙しい日でも崩れにくいです。まずは「出発前に探しがちなもの(鍵・財布・充電器)」を狙うと効果が出やすいです。
子育て中で手が離せない人の場合
安全性と、子どもでも戻しやすい形がポイントです。低い位置のフックや、軽いボックス、ラベルの見える化は相性が良いことが多いです。「子どもの持ち物はここ」と場所を固定すると、朝の準備がスムーズになりやすくなります。
片付けが苦手な人の場合
分類を増やすほど難しくなりやすいので、「ざっくり1箱」「大きめカテゴリ」でOK。仕切りトレーも、最初は大きく区切る程度で十分です。“戻せたら勝ち”の基準にすると、気持ちがラクになります。
シンプルに暮らしたい人の場合
出しっぱなしでも馴染むデザインや、兼用できるものが向いています。トレーは玄関とリビング兼用にする、ボックスは郵便物と書類の一時置き兼用にするなど、「用途を増やしすぎず、数を絞る」方向だとスッキリ感が保ちやすいです。
取り入れると、暮らしはこう変わります(Before→After)

定位置が決まると、まず「探し物が減る」ことで時間と気持ちに余白が出やすくなります。出発前に鍵を探さなくてよくなる、充電器がいつも同じ場所にある、プリントが散らからず必要な時に取り出せる…こうした小さな“迷いの削減”が積み重なると、家の中の音(心のざわざわ)も静かになっていく感覚が出てきます。
片付けに使うエネルギーが減る分、休む時間や家族との時間に回せるのも嬉しいところ。完璧に整っていなくても、「戻せる場所がある」だけで、家はぐっと落ち着きやすくなります。
もう一歩ラクにする、やさしい小ワザ
さらに快適にするなら、“定位置のメンテ日”を決めるのがおすすめです。たとえば週末に5分だけ、投げ込みボックスの中を処理する。月に一度、引き出しの仕切りを見直す。大がかりにやらなくて大丈夫です。
もし「1つだけ選ぶなら?」と聞かれたら、まずは玄関の定位置から。鍵・外出小物が整うだけで、朝と帰宅後のストレスが減りやすく、効果を実感しやすいからです。次に、充電ステーションや投げ込みボックスで“散らかりの受け皿”を作ると、維持がラクになります。
まとめ:「1か所だけ決める」からで大丈夫
家が落ち着く感覚は、特別なインテリアよりも「探さない」「迷わない」「戻せる」仕組みから生まれやすいです。全部やろうとすると疲れてしまうので、まずは玄関や充電まわりなど、困りごとが出やすい場所を1か所だけ。合うアイテムを1つ取り入れて、戻しやすい定位置を作れたら十分前進です。
よくある質問(Q&A)
Q1. 家が狭くて置き場所が作れない場合はどうしたらいい?
A. 床に置く場所が難しい時は、“壁を使う”のが助けになります。フックやマグネット収納など、縦の面に定位置を作ると省スペースになりやすいです。まずは玄関や冷蔵庫横など、すでに空いている面から小さく始めてみてください。
Q2. 選ぶ時にまず確認すべきことは?
A. いちばん大事なのは「置く(掛ける)場所が先に決まるか」です。次に、動線上で戻しやすい高さ・距離か、サイズが合うかを確認すると失敗が減りやすいです。買う前に、置いた時のイメージを一度だけでも作っておくのがおすすめです。
Q3. 忙しくても続けるコツは?
A. “戻す場所を1つに絞る”のがコツです。複数候補があると迷って一時置きが増えます。玄関トレー、充電ステーション、投げ込みボックスなど、迷いが起きやすいものほど「ここだけ」に決めると続きやすいです。
Q4. 収納が苦手でも改善できますか?
A. できます。収納は才能というより“仕組み”の影響が大きいです。細かく分けるより、ざっくり入れる・見える化する・ワンアクションで戻す、を優先するとラクに感じる人が多いです。まずは小さな引き出し1つ、または玄関だけでも十分です。
Q5. 時短アイテムって本当に効果ある?
A. 動線と相性が合うと“効きやすい”です。逆に、置き場所が遠い・手順が多いと効果が出にくいこともあります。買ったのに使わない時は「戻すまでが遠い」「定位置が曖昧」のどちらかが原因になりやすいので、置き場所や使うタイミングを少しだけ調整してみてください。

