子どものおもちゃ収納どうしてる?散らかり問題を解決する「ざっくり収納」5つのコツ

育児と家時間を整えるアイテム

床にブロック、テーブルにカード、ソファの下にミニカー…。片付けたつもりでも、気づけばまた散らかっている。そんな光景が“いつものこと”になっていませんか。

おもちゃは子どもにとって大切な遊び道具。でも大人にとっては、踏むと痛い・掃除ができない・探し物が増えるなど、地味に負担が積み重なりやすい存在でもあります。家事や育児に追われる毎日だと、「きちんと片付けよう」と思うほど続かなくて、自己嫌悪になってしまうことも。

そこでおすすめなのが「ざっくり収納」。細かく分類しすぎず、子どもでも戻しやすい形を作って、散らかりを“減らす”より“回復しやすくする”考え方です。この記事では、ざっくり収納のコツを5つにまとめて、暮らしに合わせた整え方を解説します。

まずはこちらの記事も参考になります:
子どもとの時間がスムーズになる“家の動線づくり”

散らかるのは当たり前。つらいのは「戻しづらい仕組み」

おもちゃが散らかるのは、子どもが遊ぶ以上、ある意味自然なことです。問題は「散らかること」そのものより、“元に戻すハードルが高い仕組み”になっていることが多い点です。

たとえば、収納場所が遠い/高い、ふたの開け閉めが面倒、仕切りが細かくて迷う、棚に戻すには両手が必要…。こうした条件が重なると、子どもはもちろん、大人でも「あとでまとめてやろう」になりがちです。

さらに散らかった状態は、掃除のしにくさや探し物の増加につながり、結果として家事の手間が増えます。だからこそ目指したいのは、散らかっても短時間で戻せる仕組み。ざっくり収納は、その“回復力”を上げるための方法です。

ざっくり収納がうまくいく家の共通点


ざっくり収納が回りやすい家には、共通するポイントがあります。ポイントは「戻し先が少ない」「迷わない」「動きのついでに片付く」ことです。

  • 収納場所が“遊ぶ場所のすぐ近く”にある
  • カテゴリ分けが少なく、箱の数も最小限
  • ポンと入れられる(ふた・仕切り・手順が少ない)
  • 子どもの手が届く高さにある
  • 親がイライラしにくい「合格ライン」を決めている

「きれいに整える」より「片付けが発生しても回る」ことを優先すると、気持ちにも余裕が生まれやすくなります。

今日からできる!ざっくり収納5つのコツ

1) まず“遊ぶ場所”を固定する(散らかる範囲を狭める)

最初におすすめなのは、遊ぶ場所をゆるく決めることです。リビングのこのラグの上、ダイニングのこの端、子ども部屋のこのゾーン…など、「ここならOK」を作るだけで、散らかりの範囲が狭くなります。

散らかる範囲が狭いと、片付けの量も時間も減ります。ルールは厳しくなくて大丈夫で、「基本はこの辺で遊ぼうね」くらいの感覚でOKです。

2) “投げ込み箱”を1つ作る

ざっくり収納の中心になるのが、投げ込み箱です。細かく分ける前に、とにかく床にあるものをまとめて入れられる場所を作ります。

寝る前に5分だけ「床のものはここへ」。これだけで、朝の景色が変わります。分類は翌日でもOK。疲れている日は、完璧を目指さない方が続きます。

3) 分類は“3つまで”にする

分類を細かくしすぎると、戻すときに迷って止まってしまいます。ざっくり収納は、カテゴリを大きく分けるのがコツです。

たとえば、次のように3つくらいまでに絞ると、子どもでも判断しやすいです。

  • ブロック・パーツ系
  • ごっこ遊び(人形・ままごと・小物)
  • 絵本・カード・知育系

すでに種類が多い場合は、「小さいもの」「大きいもの」だけでも十分です。大事なのは“正確さ”より“続くこと”です。

4) 収納は「子どもの手の高さ」に置く(親の仕事を増やさない)

子どもが自分で戻せるかどうかは、収納の高さで決まることが多いです。棚の上、奥、重いケース、固いふたは、親が片付けを行うことになります。

子どもの手が届く位置に、口が大きく開いた箱やバスケットを置く。これだけで「自分でやってみる」が生まれやすくなります。

5) “合格ライン”を決める

ざっくり収納が続く家は、片付けの合格ラインが低めです。たとえば「箱に入っていればOK」「床が空けばOK」「寝る前にリセットできればOK」など。

完璧に並べようとすると、親も子も疲れてしまいます。ざっくりの良さは、暮らしに余白を作ること。できる日に整えれば十分です。

楽天ROOMで「収納アイテム」をまとめています

おもちゃ収納は、がんばって整えるほど続かなくなることもありますよね。だからこそ、ポンと戻せる箱子ども目線の高さに置ける棚など、“ラクに回る仕組み”を作りやすいアイテムから取り入れるのがおすすめです。

楽天ROOMで「収納アイテム」を紹介していますので、気になるものがあるか、のぞいてみてくださいね。

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収納アイテムを選ぶなら「ラクに戻せるか」が最優先


収納グッズは、見た目の統一感も大切ですが、まずは戻しやすさを優先すると失敗が減ります。「使う場所」「戻す人」「戻す動き」に合っているかを見てみてください。

チェックしたいポイント

  • 使う場所と動線に合うか
  • サイズ感や収納との相性
  • お手入れのしやすさ
  • 家族構成との相性
  • 置き場所がすぐ決まるか

つまずきやすいポイント

収納グッズは便利そうに見えても、暮らしに合わないと「結局使わなくなる」ことがよくあります。特につまずきやすいのは、次のようなパターンです。

  • 箱が小さすぎて溢れる:入れたい量に対して容量が足りず、ふたが閉まらない・出し入れが面倒になり、床置きが増えがちです。
  • 箱が大きすぎて邪魔になる:置ける場所を圧迫して動線をふさぎ、結局「とりあえず別の場所へ移動」が増えて散らかりやすくなります。
  • ふた・仕切りが面倒で続かない:開け閉めの手間、分類の手間が増えるほど、忙しい日は戻せなくなりやすいです。
  • 置き場所が決まらず移動しがち:定位置がないと、「片付けたつもり」が積み重なって、探し物とイライラが増えやすくなります。
  • 子どもの手に合わない:重い・高い・奥まっている収納だと、結局親が片付けを背負う形になり、負担が増えます。

失敗を減らすコツは、最初から“完璧な収納”を作ろうとしないことです。迷ったら、まずは1つだけ試してみるのがおすすめです。いちばん散らかりやすい場所に合う箱を一つ置いて、1〜2週間ほど使ってみると「うちにはこの形が合う/合わない」が見えやすくなります。

生活スタイル別:無理しない整え方のヒント

とにかく時間が足りない人へ

時間がないときは、「片付けの時間を増やす」よりも、散らかっても短時間で回復できる仕組みを優先するとラクになります。おすすめは、投げ込み箱+床リセットの2本柱です。

寝る前に5分だけ「床のものはここへ」。細かい分類は後回しでもOKにすると、疲れている日でも続けやすいです。床が空くだけで、朝の支度や掃除のストレスがぐっと減りやすくなります。

子どもがまだ小さい人へ

小さい時期は、親がすべて管理しようとすると負担が増えやすいです。ポイントは、子どもが自分で戻せる条件を先に整えること。

  • 子どもの目線と手の高さに置く
  • ふたは無し、または軽くて簡単なものにする
  • 「ここに入れればOK」の合格ラインを作る

“きれいに並べる”より、“入れるだけで片付けになる”形にしておくと、親も子も気持ちがラクになります。

片付けが苦手で落ち込みやすい人へ

片付けが苦手だと感じる人ほど、ざっくり収納が合うことが多いです。理由は、片付けでしんどくなる原因が「作業量」よりも判断回数にあることが多いからです。

分類を減らすと、片付けが“判断”から“作業”になって、気持ちの負担が軽くなります。まずは2分類くらいからで十分です。

  • 小さいもの/大きいもの
  • よく使うもの/たまに使うもの

「今日は箱に入れられた」だけでも立派な前進です。合格ラインを低めに設定すると、続けやすさが上がります。

スッキリ暮らしたい人へ

スッキリを目指すなら、収納術より先に量を絞る仕組みを作ると回りやすくなります。おもちゃが多いほど、ざっくり収納でも箱が溢れやすくなるからです。

おすすめは、よく遊ぶ“スタメン”だけを出して、残りはローテーションにする方法です。たとえば「箱に入る分だけ」など、ゆるい上限を決めておくと、増えすぎを防ぎやすいです。入れ替えることで、子どもにとっても遊びが新鮮になりやすいメリットがあります。

ざっくり収納で起きる「うれしい変化」

ざっくり収納は、家が急に完璧に片付く魔法ではありません。でも、暮らしのストレスを減らす力があります。

床が空くと、掃除機をかけるハードルが下がり、ホコリや小さなゴミが溜まりにくくなります。物の定位置が決まると、探し物が減って「どこいった?」の時間が短くなります。そして何より、片付けの基準が「ちゃんとしまう」から「戻せる場所がある」に変わると、親の気持ちが少し軽くなります。

片付けで声が荒くなる回数が減ったり、寝る前に家がリセットできて安心できたり。そんな小さな変化が積み重なると、毎日の暮らしの疲れ方が変わっていきます。

もっとラクにする“小さな工夫メモ”

  • よく遊ぶ場所の近くにだけ収納を寄せる
  • 箱の中は仕切りすぎず、ポーチでゆるく分ける
  • 週末に5分だけ、箱の中の“遊んでない”を抜く
  • 片付けは「夕飯前」「お風呂前」など節目に固定する
  • まずは床リセットだけを“成功”にする

全部やらなくて大丈夫です。合いそうなものから、少しずつ取り入れてみてください。

まとめ|“きれい”より“回る”を目指そう

おもちゃが散らかるのは、子どもが元気に遊んでいる証でもあります。だからこそ、頑張りすぎずに回る仕組みを作ることが大切です。

ざっくり収納のコツは、遊ぶ場所を固定し、投げ込み箱を作り、分類を減らし、子どもの手が届く高さに置き、合格ラインを決めること。まずは1つ、いちばん困っている場所から試すだけでも、暮らしは少しラクになります。

できることから、少しずつ。散らかっても戻せる家を一緒に作っていきましょう。

よくある質問(Q&A)

Q1. 片付けてもすぐ散らかるときは、どこから直せばいい?

A. まずは「遊ぶ場所の近くに、戻す場所があるか」を見てみてください。収納が遠いほど散らかりが戻りにくくなるので、投げ込み箱を1つ置くだけでも回復が早くなります。

Q2. 収納アイテムは、最初に何を基準に選べばいい?

A. 「置く場所」と「戻す人(子どもか大人か)」を先に決めるのがおすすめです。子どもが戻すなら、軽い・口が広い・手が届く高さ、が合いやすいです。

Q3. 忙しくても続けるコツは?

A. 片付けのゴールを低くして、「床リセットだけ」など5分で終わるルールにするのがおすすめです。分類は後回しでも大丈夫。まずは“戻せる状態”を作ると続きます。

Q4. 収納が苦手でも、ざっくり収納はできますか?

A. できます。むしろ苦手な人ほど向いています。分類を細かくすると迷いが増えるので、「大きいもの/小さいもの」など、判断が少ない分け方から始めるとラクです。

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